心構え

2011年5月2日 10:34 am

子供が生まれてから犬を飼いなさい。
子供が赤ちゃんの時には、良き守り手となるでしょう。
子供が幼年期の時には、良き遊び相手となるでしょう。
子供が少年期の時には、良き理解者となるでしょう。
そして子供が大きくなった時、自らの死で命の尊さを教えるでしょう。
(イギリスのことわざ)

あなたは本当に犬と暮らす「覚悟」をもっていますか?

犬を家族として迎えたその日からたくさんの良い事、たくさんの悪い事が同時にやってきます。
例えば・・・

「悪いこと」

・時間的に制約される
一人暮らしの人は無断外泊できません。
だってあなたがいないと、私はご飯を食べられないんですもの。
とにかく、お散歩、ごはんの時間が絶対に誰かが私のそばにいて下さいね。

・ストレスがたまるかも?
言葉が通じないのでお互いにわかり合えるまで凄く時間がかかります。
「何回言ったらわかるの!」・・・何回言ってもわかりませんよ。だって犬ですもの。あしからず。

・介護って大変!
年をとるとだんだん身体の自由がきかなくなって、今まで以上に手がかかるようになります。トイレの世話に病院代・薬代・・・とにかく大変です。「あ〜昔はよかったなぁ。こんなに手がかからなくって」・・・私だって好きで年をとったわけではありませんよ。

なぜ人は犬と一緒に暮らすのか?

このように犬と暮らすということは簡単な事ではありません。ではなぜ人はこのような思いをしながらそれでも犬と一緒に暮らすのでしょうか?・・・答えは簡単。

「悪い事を全部帳消しにしてそれでもなおめいいっぱいあまるくらいのたくさんのすばらしい出来事が待っている」からです!
例えば・・・

「良いこと」

・「愛する為に必要なこと愛されるために必要なことを教えてくれる」
犬には言葉が通じません。だから、嘘もうけません。心を通わせるためにはどうすべきかを人・犬問わずに犬は教えてくれます。

・「癒し」
犬は全身を使って喜びを表現してくれます。「うれしい「楽しい」「おいしい」「ごめんなさい」など犬たちの行動をゆっくりと眺めているだけで、優しい気持ちになれるんです。

・「仲間が増える」
誰だって一人ぼっちで生きてくのは辛いこと。
この世の中にせめて一人(一匹)くらいは自分の事を信じてついてきてくれる仲間が欲しいですよね。
大丈夫。犬はあなたの仲間になってくれます。

まだまだ書き尽くせないほどの幸せを犬は私たちに運んできてくれます。それではいよいよ次章から「犬との暮らし」についてすすんでいきます。